英検1級 スピーチ~質疑応答のポイント

query_builder 2024/06/14
英語英検

英検1級のスピーキングでは、

1つの通貨で世界は発展するか?」や「科学研究が将来、人類の健康を向上させるカギになるか?」などこういった社会的なトピックについてスピーチをします。

日本語でもあまり考えないような内容ですよね。

 

スピーチの流れとしては、与えられたトピックに対して1分で考えて2分で話します。

2分は短くはないですが、途中でつまったりすると、あっという間に2分すぎてしまうのでなかなか絶妙な時間です。

なので、しっかり2分間(10秒ぐらいはおそらく速くても大丈夫)止まらずに話し切るのが大事です。

 

1分でスピーチを考える際は、5つのトピックの中から自分が最も得意だと感じるものを即座に選んで準備する」ことが大切になってきます。

実は、私はこれが本番ではできずに後悔しました…。

5つのトピックがどれも自分の得意分野といえるものではなく、悩みすぎてしまってほぼスピーチの準備をせずに2分間のスピーチが始まってしまいました。

合格はしていたので結果オーライですが、すぐにトピックを決めておけばもうちょっと余裕持ってできていたのではないかと思います。

スピーチのトピックは「自分ができそうなものがない!」と思っても直観でパッと選ぶのがおすすめです。

焦った状態でスピーチをするのって本当に精神衛生上良くないです…。

 

スピーチでは自分の意見とその理由について話すのですが、個人的には理由は2つで十分だと思います。

 

イントロ(定型文+自分の意見)→1つ目の理由+理由に対するサポート2つぐらい→2つ目の理由+理由に対するサポート2つぐらい→結論(あらためて自分の意見を言う)

 

こんな感じの型でやれば、大体2分弱ぐらいで話せるはずです。

面接対策の参考書のスピーチは理由が3つあることも多いですが、私は話すスピードがそんなに速くなく、3つ話していると時間オーバーになってしまうので、理由は2つにしていました。

あと、3つ理由を考えるより、2つ理由を考える方がシンプルに負担が少ないです…。笑


そして、スピーチの後は面接官からスピーチの内容について質問されます。

質問というより、反論に近いイメージですね。


「あなたは〇〇と言ったが、△△の場合はどうなるのか?」みたいに、自分の主張の弱いポイントなどをついてきます。

 

ここでは、自分の主張を曲げないことが大事です。ポイントがぶれてしまうとマイナス評価になってしまいます。

相手の意見は認めつつ、「でも□□だから、私は〇〇だと思っている。」みたいにしっかりと反論しないといけません。

 

私のスピーチのトピックが、学校教育におけるスポーツの競争性についてで、私は「学校教育におけるスポーツは競争性を重視していない」という立場でした。

それに対して、「学校では勝ち負けのあるスポーツを子どもたちにさせることもあるが、それは競争性を重視していると思わないか?」といった反論が来ました。

それに対して、「たしかに勝ち負けのあるスポーツをすることもあるが、学校教育では勝つことが究極の目標ではなく、スポーツを通して自分のスキルを高めたり、周りの人と協力する姿勢を持つことが目標なので、競争性は重視していない。」といった感じで反論しました。

このように、自分の立場はブレないように対応することが大事です。

以上が、スピーチ~質疑応答までの流れです。

実際にこのやり方で合格できたので、1級の面接対策に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!


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