英検1級 リスニングのポイント【本番で9割達成したコツ】 | 西宮北口の塾ならLEGLABO | ブログ

Part3はSituationとQuestionを10秒読む時間が与えられます。その後に流れる音声を聞いて答えを選ぶ問題となっています。

ただ流れる音声を聞いて理解するのではなく、その与えられたSituationを基にふさわしい答えを自分で考えて判断しないといけません。

このPart3は英検1級のリスニングの問題の中で唯一、問題文と選択肢が記載されている問題です。

10秒間SituationとQuestionを読む時間が与えられますが、それよりも前から先読みをすることが正答率を上げるポイントになります。

Situation、Questionそして選択肢を先読みして頭に入れるためには、10秒間では足りないからです。

Questionや選択肢はシンプルですが、このSituationが結構細かく設定されています。

Situationが問題の答えを出すにあたって最も大事なベースになるので、ここをしっかり頭に入れるために、10秒以上先読みの時間を確保した方がいいです。

Situationは1回だけ読むのではなく、3~4回くらい読んで頭に入れるのが理想的です。

先読みの手順ですが、Part3の指示文が流れている間に、まず先読みすることができます。（大体40秒ほど）

その指示文が流れている間に、Part3の最初の問題のSituation、Question、選択肢を先読みしてきっちりと頭に入れておくことが重要です。

（もちろん他の問題も先読みしますが、最後の20秒ぐらいは最初の問題の先読みに集中した方がいいです。）

先読みして情報を頭に入れた状態で音声を聞くと、たいていの場合、音声の途中で正しい答えが分かります。

正しい答えが分かれば、その後の音声は聞く必要がないので、次の問題の先読みに時間を使えます。

そして、次の問題でもしっかりSituation、Question、選択肢を頭に入れた状態で聞くことで音声の途中で答えが分かり、さらに次の問題の先読みに時間をかけられます。

そうすることで、先読みのリズムができて、高い正答率が期待できます。

何よりも最初の問題でこのリズムを作れるかどうかにかかっているので、最初が肝心ですよ！！！

Part4は4分ほどのインタビュー音声を聞いて答える問題です。

最後の最後にこんな長い音声を聞いて、問題に答えないといけないという…。

でも個人的には、このPartは意外と点が取りやすいと思っています。

インタビュー形式の音声なのですが、内容もそこまで社会的で専門的な難しいものでもないですし、スピードもそんなに速くないです。

私はメモを取ると、聞くことに集中し切れないのでリスニング中にメモは基本的にとらないのですが、このPart4だけはメモをとるようにしていました。

音声が4分と長いのでさすがに内容が覚えられないのと、メモをとっても大事な部分を聞き逃したり分からなくなったりすることがなかったからです。

Part4の問題は、「この一瞬を聞き逃したら終わり！」というのはあまりないように感じます。

司会者が質問している内容と、ゲストの答えをメモしつつある程度理解できればOKです。

音声の長さは圧倒的ですが、個人的にはPart2の方が難しいと思います。ちょっと聞き逃すと何を言っているのか分からなくなります。

最後の最後の問題で最も疲労がたまっているときだと思いますが、「これで最後だ！」と気合を入れつつ、メモを取りながら落ち着いて聞くことで対応できますよ。

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