英検1級の長文問題の解き方とポイント
今回は英検1級の長文問題についてです!(大問2と3)
長文問題対策の教材は『英検1級予想問題ドリル』と『英検1級過去6回全問題集』のみで、特に長文に特化した教材は使用しませんでした。
ですので、長文問題については、実際の問題の解き方やテクニック中心にお伝えします!
目次
解き方のポイント・テクニック
大問2
英語の本文の中の空所に入る英文を選ぶ問題です。
英検1級のこの問題は空所の前後を読むだけでは正解は分からないので、空所があるパラグラフをすべて読む必要があります。基本的には全て読んで解くということですね。
パラグラフ全体を読むことで、空所に入る文が予想できるようになっています。
間違い選択肢の傾向としては、「それっぽいけど、よく見ると本文中からその文が入る明確な根拠がない。」といったミスリーディングなものが多いです。
大問3
英語の長文の内容について正しいものを選ぶ問題です。
解き方として効率的なのは、
問題を読む→問題の内容を部分的に頭に入れながら本文を読む→区切りのいいところまで本文を読んだら問題の選択肢を見て解く
というやり方です。
区切りのいいところ、というのは1段落目・もしくは2段落目までが目安になります。
3つある長文のうち2つは、1つ目の問題の答えは1段落目に、2つ目の問題の答えは2段落目に、そして3つ目の問題の答えは3段落目に…と、1つの段落にそれぞれ答えがある構成になっています。
※2024年度の新形式からは大問3の長文はおそらく2つに変更になると思います。
最後の長文は、
1つ目の問題→1,2段落目
2つ目の問題→3,4段落目
3つ目の問題→5,6段落目
4つ目の問題→7,8段落目
こんな感じで2つの段落に1つの問題の答えがある構成となっています。
そして大事なのは、読むスピードです。
英検1級を受験するレベルの人だとほとんどないとは思いますが、一つ一つの英語を訳しながら読むと時間が足りなくなります。
左から右へ止まらずに英語を読んでいくことが必要となります。(英語を英語のままで理解するイメージです。)
少々わからない単語があってもそのまま読み進めて大丈夫です。
他の単語や文脈から大体の意味が予想できるケースも多いからです。
絶対に返り読みをしない!というわけではなく、問題の選択肢を読んで答えを出すときには、答えの根拠になっていると思う部分は再度読んで「よし、これで合っているな。」と確認することは必要です。
正解の選択肢は言い換えの表現を使って上手く言っているものが多いです。
ここでの間違い選択肢も大問2と同じで、「それっぽいけど、よく見ると本文中には書かれていない。」というものが多いかなと思います。
時間配分
大問2→20分
大問3→40分(新形式で3問削除されるので、今後は30分)
これで大問1を10分で終わらせていたら、ライティングに25分、見直しやリスニング先読みに5分使える計算になります。
ちなみに解く順番ですが、私は大問3の後に大問2を解くようにしていました。
大問2に悩んで時間を使いすぎてしまい、その後の大問3を慌てて解く、ということが結構あったからです。
また、個人的に大問3の方が解きやすかったので、先に解きやすい方から解く方が気持ち的にも楽でした。
次回は英検1級のライティングの勉強方法について発信します!
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